Pitch

ピッチ(音程)に関わるエフェクトです。
今では当たり前のように使われるようになったヴォーカルのピッチ補正や、
いわゆる「ケロケロ」を初期装備のプラグインで実現できます。

Pitch Correction

【マニュアル】

Pitch Correction

ヴォーカルを始め様々なトラックのピッチ補正を行うプラグインです。
通常ならこの手の特殊な用途のプラグインは高いものを買う事になる訳ですが
ロジックには標準装備されているのがありがたいですね。

修正したい代表はやっぱりヴォーカルでしょう。
正しいピッチで歌う事は思いのほか難しいものです。
上手く歌えるまで練習するとか、録り直すのが本来ですが、
様々な条件下ではそうも言っていられない場合があります。
ピッチコレクションはテンポを変えずにピッチのみを修正する高度なアルゴリズムが使用されており、
イントネーションやニュアンスを変える事無くピッチのみを適切に修正してくれます。

使い方も簡単で、鍵盤型のスイッチが用意されており、
クリックすると暗くなります。修正後の正しい音階だけをアクティブにしておけば、
意図した音階で修正を掛けることができます。

また「bypass」をクリックした音には補正をかけずスキップします。
「Response」で補正の反応速度を調整します。
「Detune」は細かい音程の調整なので通常は0にしておきます。

かけっぱなしもひとつの手なのですが、より効果的な方法があります。
まずキーボードの12音を全て消灯(使わない)にします。
トラックオートメーションを開き、修正したい箇所に来たら
トラックオートメーションから[Use C](Cの場合)を選択し、
その音にのみピッチコレクションをかけます。
次の音に移るタイミングで[Use C]をオフにします。
これを修正したい音が出てくる度に繰り返します。
場合によりアタックが過ぎたあたりからかけたり、
レスポンスやディチューンもオートメーションで調整します。
これで誤動作の心配なく確実にピッチ修正が行えます。

またResponseを0にして即補正が掛かるように設定すると
いわゆる「ケロケロ」が作れます。

Pitch Shifter Ⅱ

【マニュアル】

Pitch ShifterⅡ

ピッチシフターは手軽にオーディオのピッチを変化させられるピッチチェンジャーです。
パラメーターが少ないので迷う事がありません。
ピッチコレクターやボーカルトランスフォーマーが登場するまでは、
このプラグインのみでピッチ関連の処理を何でも行っていました。

使い方としてはスネアのピッチをわずかに上げたり(リズムの遅れに注意)
プリセットにあるようにボーカルをダブル(ダブリング)にしたりする事があります。
またボーカルトランスフォーマーのようにピッチとフォルマントを分けずに
処理するためピッチを変えた後少し不自然さが出てしまいますが、
逆にそこを利用して面白い効果を狙う事ができます。

Vocal Transformer

【マニュアル】

Vocal Transformer

ボーカル・トランスフォーマーは文字通りボーカル(声)に
ターゲットをしぼったトランスフォーマーです。
ですが、もちろん楽器全般に試してみる価値はあるでしょう。
あらゆる音の中で人間の声の扱いが最も難しいからです。

ボーカル・トランスフォーマーは入力音声を最大2オクターブ上下させる事ができます。
しかもフォルマント(その人の声質の根拠となる口内の大きさや形等の要素を表す)と
ピッチが独立しているので極めて自然なトランスフォームが可能なのです。
自分一人でハモるも良しコーラスに挑戦するも良し、
繰り返しを転調する場合でも半音や一音ならほとんど問題なくコピーできるでしょう。

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