Reverb

言わずとしれた残響効果のリバーブです。 リバーブはプラグイン化された今でこそ当たり前に使えますが、
アナログ時代は大変高価で大仕掛けなエフェクトでした。
アマチュアは安価なバネ式のリバーブを持つのが精々で、
リバーブがかかっている録音=スタジオ録音であり、
その差は歴然としていました。
ロジックには贅沢にも5種類ものリバーブ+別格のスペースデザイナーがあり、
リバーブに困る事はないはずです。

AVerb

【マニュアル】

Averb

Aバーブは最も手軽に使えるリバーブですが、
スネアやパーカッションにちょっと多くリバーブをかけたい時等十分な働きをしてくれます。

プリセットもいろいろありますが、デフォルトの状態が最もリバーブらしい音(悪くない)なので
ここから少しパラメーターをいじるのが良いでしょう。
リバーブ全般に言えるコツですが「深く短くかけるのか、薄く長くかけるのか」
を意識するとよいリバーブ効果を得ることができるでしょう。
このAバーブは当然前者のタイプですが、あえて薄く短くかけるのがポイントになるでしょう。
私が良くやるのはベースにごく薄くショートリバーブをかけたいときこのAバーブのお世話になっています。

Enverb

【マニュアル】

Enverb

ドラムに良く使われるエフェクトにゲートリバーブというのがあります。
まずリバーブをかけて残響を残しておいて、
スレッショルドレベルよりも音が小さくなった瞬間ゲートで切ってしまう事で
ドラムの残響音さえリズムの一貫として使ってしまう大胆な方法です。
エンバーブはこのゲートリバーブを始めとして、
残響のエンベロープを自由に操作できる他にないタイプのプラグインです。
パラメーターは時間軸用と音響用の2種類になります。

まずはプリセットの「Gated Drums」をキックやスネアに単独でかけ、
ゲートリバーブの感じをお試し下さい。
各パラメーターを少しずつ変化させる事でこのエフェクトの効果が理解できると思います。

GoldVerb

【マニュアル】

GoldVerb

シルバー・バーブ、ゴールド・バーブ、プラチナ・バーブのバーブ3兄弟の次男である
ゴールド・バーブは初期反射音と残響音のパラメーターを独立させる事で
漠然としたリバーブ風エフェクトからホール(ルーム)シミュレーターとして
一歩踏み込んだ内容となっています。
リバーブをしっかり覚えたい方はゴールド・バーブから勉強すると良いでしょう。

DensityとDiffusionを双方とも0から徐々に上げて行く事で
リバーブがディレイの集合体であるという事を耳で確認する事ができます。
スペースデザイナーのような超高級リバーブがあると
つい何でもそちらに通してしまいがちですが、
適材適所というならこのゴールドバーブで充分なトラックも見つかる事でしょう。
エフェクトの使いこなし方にオリジナリティを求めるのなら、
音質だけで選ぶのではなく、使いこなしやすいエフェクトを選ぶのも一つの考え方だと思います。

PlatinumVerb

【マニュアル】

PlatinumVerb

シルバー・バーブ、ゴールド・バーブ、プラチナ・バーブのバーブ3兄弟の長男です。
メインリバーブとして活躍できるリバーブです。ゴールドバーブが理解できた方は超簡単です。
ゴールドバーブとの違いは残響音セクションに於ける、高域と低域の分割処理のみだからです。
もっと違うアルゴリズムなのかと思っておりましたが基本性能はゴールドバーブと同じようです。
特にマニュアルでも初期反射音セクションはゴールドバーブと全く同じという事で済まされています。

理解してしまえばですが、高級リバーブの割にはシンプルなパラメーターだと感じた方も多い事でしょう。
ゴールドバーブとの使い分けはズバリ低域の処理が必要かどうかということになります。
デジタルミックスは良くも悪くも音像がクリアすぎる、またはすっきりしすぎる点にあります。
少しLoFiぎみ(Density,Diffusionを下げた)のリバーブに全部の音を一通り突っ込んで
ゴチャゴチャ感を出す手法も少し研究する価値があるのではないでしょうか?

SilverVerb

【マニュアル】

SilverVerb

シルバー・バーブは初期反射音と残響音の操作パラメーターが独立している訳ではありませんが、
Aバーブにはない2つのフィルターを装備している点や、上位2機種にはない
モジュレーション機能(2つのLFO)を備えている点で個性的な音作りができそうなプラグインリバーブです。

シルバー・バーブは一風変わったディレイとして使うと面白いでしょう。
もちろん限りなくリバーブに近いディレイという使いかたもできます。
それからAバーブのフィルター付きという解釈でもいいかもしれません。
それからプリセットにあるように簡易的なゲートリバーブという使い方もできます。

Space Designer

【マニュアル】

Space Designer

スペース・デザイナーは単なるリバーブではありません。
実際の部屋やホールの音響特性をそのまま再現するという、
極めて複雑なアルゴリズムからなる空間再現プラグインとでも言うべきシステムです。
IR(インパルス・レスポンス)という実際の部屋やホールで録音されたオーディオファイルを基に、
その部屋で起こりうる反射音や残響音を新たに作り出すのです。
パラメーター構成もこれまでのリバーブに比べると格段に複雑になっています。

スペースデザイナーを使うようになってから、
Logicで行うミックスが恐ろしく高品位なものになりました。
古くから音楽制作を行っている方は皆リバーブでは苦労してきたものです。
始めからこのスペースデザイナーを手にしている方はそのありがたみがわからないかもしれません。

このスベースデザイナーはバンドルされるまで単体で8万円で売っていたほど高品位なものです。
それだけにバンドルされたときは飛び上がるくらいびっくりしたものです。

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