Audio Units (Apple)

Logicをインストールするとロジック本体のプラグインに加え、
MacOSXのプラグイン規格であるAudioUnitsのプラグインも利用できることになります。
グラフィックイコライザなど便利なものもあります。

AUBandpass

AUBandpass

バンドパスフィルターとは、特定の範囲の周波数のみ通過させ、
残りの上下はカットオフしてしまうタイプのフィルターです。

パラメーターは中心周波数(Center Frequency)と
帯域幅(Bandwidthの2つのみで非常にシンプルです。
帯域幅は単位がセント(Cents)なので半音を100セントと考えるとそれなりに分かりやすくなっています。
カットオフレンジ等は不明なのでワウやラジオボイスといったような
極端な音作りには向かないかもしれませんが、
ハイカット、ローカットの2つのフィルターを組み合わせるのに比べればこちらを使う方が楽かもしれません。
テストトーンオシレーターでホワイトノイズを発生させ、
このセンターフリケーンシーを移動させるとちょっとした効果音を作る事ができます。

AUDelay

AUdelay

AUディレイはディレイの基本そのままのシンプルなプラグインです。
テンポを自分で計算(又は換算表を使用する)する必要があるため、
テンポに合わせてディレイをかける場合はロジック内のプラグインの方が便利でしょう。
そうした必要がない場合は手軽に使えてむしろ便利な場合もあるかもしれません。

AUDistortion

AUDistortion

ディストーションと聞いてギター奏者の方は注目されたかもしれません、
残念ながら結果的に歪むというだけでギターには向かないエフェクトだと思います。
音を痩せさせたり、トリッキーな倍音が欲しい、Lo-Fiな音にしたい場合には有効かもしれません。

AUDynamicsProcessor

AUDynamicsProcessor

このプラグインはコンプレッサーとエキスパンダーを組み合わせる事で、
アタックやリリースの音量を制御しようというものです。
ご存知のようにコンプレッサーは大きな音は小さく、小さな音は大きくする働き、
エキスパンダーは反対に大きな音はより大きく、小さな音はより小さくするエフェクターです。
この二つを組み合わせる事でアタック、リリースの音量を適度に修正する事ができるでしょう。
また、ゲートコンプのように大きな音量にはコンプをかけながら、
いらない小さな音はカットしてしまうような技も使えます。
というと思い出すのがロジックプラグインの中のエンベローパーですね。
普段はエンベローパーを使う事でこちらを使う事はないでしょう。

AUFilter

AUFilter

フィルターとありますが、5バンドのイコライザーです。
非常にシンプルなので逆に使いやすいかもしれません。

AUGraphicEQ

AUgraphicEQ

Logicの中にありそうでなかったグライコがここにあります。

イコライザーには様々なタイプがありますが、
普段よく使うチャンネルイコライザーはパラメトリック型とシェルビング型を複数まとめたものです。
このグラフィックイコライザーはパラメトリック型のように周波数を変更する事はできませんが、
そのかわり沢山の周波数を並べることで可聴範囲を網羅しています。
PAやカーステレオ等で音場補正に使われるので
イコライザーと言えばこちらのタイプを思い浮かべる方も多いかもしれません。
実際どちらかと言えば補正したラインが目で読みやすいので、初心者向けという側面もあります。
反面厳密に使おうと思うと本格的な測定をしながら使う事になりますのでプロ向けとも言えます。

AUHighShelfFilter

AUHighShelfFilter

AUハイシェルフフィルターは高域専用のシェルビング型イコライザーです。
可変周波数の範囲は10,000Hz~22.050Hzです。つまりかなり高い周波数エリア専用となります。

増減はなんと40dbもあります。
例えば10000Hz以上をカットしたい場合はかなり強力なフィルター効果が得られます。
反対に増やす場合はスピーカーや耳を損傷する可能性もありますので注意が必要です。
そういった意味でもフィルターと名前がついているのかもしれません。

AUHipass

AUHighpass

AUハイパスはハイパス(ローカット)フィルターです。
が、単に低域を削るだけではなく、面白い事にレゾナンスを備えています。

レゾナンスはカットオフする周波数をピンポイントで増減できる機能です。
レゾナンスを使いたいがためにソフトシンセの外部入力を使う方もいると思いますが、
これなら試してみる価値はあるでしょう。
カットオフの傾斜が急になる事で非常に癖の強い効果が得られます。

AULowpass

AULowpass

AUローパスはローパス(ハイカット)フィルターです。ハイパスと全く同じ構成です

AULowShelfFilter

AULowshelfFilter

AUローシェルフフィルターは高域専用のシェルビング型イコライザーです。
ハイシェルフと同じ構造です。

AUMatrixReverb

AUMatrixReverb

これはあまり使うことをお勧めしません。
Logicに素晴らしいリバーブがありますし、このリバーブはそれほど高品質ではないからです。
見た目にも使いにくいです。

AUMultibandCompressor

AUマルチバンドコンプレッサーは4バンドに可聴範囲を分割した4台分のコンプレッサーです。
全てのスレッショルドレベルが最大(0.0db)であっても、
エフェクトを挿入した時点で音質が変化するのでちょっと使いにくいかもしれません。
ロジックプラグインのマルチプレッサーを使いましょう。

AUNetSend

これはよくわかりません。
パラメータなどから察するに、ウェブ共有やストリーミング配信のためのもののようです。

AUParametricEQ

AUパラメトリックイコライザーは1バンドの単独で挿入できるイコライザーです。

AUPeakLimiter

AUPeakLimiter

AUピークリミッターはデジタル音楽に不可欠な突発的な過大入力を押さえ込んでくれるプラグインです。
ロジックのリミッターとは性格が違うのでソースによっては使ってみるのも面白いかもしれません。

AUPitch

AUピッチはサウンドの音程を上下させるピッチチェンジャーです。

AURogerBeep

AURogerBeep

これは主にスピーチや会議を録音した場合だと思うのですが、
声が途切れた無音部分を音でお知らせするプラグインだと思われます。
つまり会議録等を音声のまま編集したり、音声からテキストに書き起こすような場合、
無音部分は不要なので目印があるとそこから次の音声までカットできるので便利だと言う事です。

AUSampleDelay

AUSampleDelay

AUサンプルディレイはいわゆる遅延音を加えるためではなく、
そのリージョン全体の発音を送らせる役割(オフセット)のディレイです。

ロジックユーザーならば、このプラグインを使うのではなく、
アレンジメントウインドウの上部にある「スナップ」を「サンプル単位」にした上で、
よくズームしてリージョンを移動させましょう。

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