Distortion

ギターではおなじみの音を歪ませるフェクターです。

Bitcrusher

【マニュアル】

bitcrusher

名前の通り音のビット(サンプルレート)を破壊することで歪ませるエフェクターです。
Logicの歪み系プラグインの中で最も人気があるのがこの「ビットクラッシャー」でしょう。

歪みはもちろんLo-Fi(ローファイ)にする(音をわざと悪く劣化させる)ツールとしても活用できます。
初期状態のドライブを0dbまで下げると波形の頭が丸くなります。イメージとしてはこれが元波形です。
ドライブをさっきの位置である6dbまで戻すと波形の先端がつぶれてしまいます。
これが歪んだ波形のイメージです。ドライブを更に上げて行くと波形はどんどん方形に近くなります。
この時元波形に新たな倍音が生じていて、歪みだけでなく音色の変化が現れます。

「レゾリューション」はサンプリングビット数を24bitから1bitの範囲で可変させる事ができます。
ビット数を落として行くことによって波形の縦方向のきめが粗くなり、
1ビットに至っては音が0(出ない)又は最大値という2段階しかない状態になります。
8ビットあたりからノイズが音にまとわりつくようになります。

「ダウンサンプリング」は文字通りサンプリング周波数を落として行きます。
元波形のサンプルが44.1khzだった場合2×で22.05khzという事になります。

「クリップレベル」はより小さな入力の段階から歪ませたい場合に上げて行きます。
「モード」ボタンは通常真ん中で使用して下さい。上下は特殊効果のためのものです。

単純に昔の機材のあの音風にしたければプリセットメニューを試してみると良いでしょう。

Clip Distortion

【マニュアル】

clipdistortion

クリップ・ディストーションは音量が0dbを越えてクリップするのを利用したディストーションです。
オーバードライブ的な柔らかい歪みからFuzzのような過激な歪み迄、多彩な歪みを作る事ができます。

まず「Drive」でゲイン調整をします。
もちろんゲインが大きい程歪みは強くなります。

次は左側の「Tone」を通過しますが、これはいわゆるローカットフィルターの役目をします。
低域を減らしたくない場合はなるべく低い数値にしておきましょう。

次に「Symmetry」パラメーターで非線形の歪みを加えますが
非線形の歪みとは信号を積算した倍音を伴う歪みです。
また上下波形の対称性も失う事になりいわゆる癖の強い音になります。

次の「Filter」で盛大に発生した倍音をカットするハイカットフィルターを調整します。
ここ迄が通常のエフェクトによる歪みパラメーターなのですが、
クリップ・ディストーションはここから更に細やかな音作りのためのプロセスが用意されています。
まず「Mix」で歪みと元音のバランスを取ります。
歪みと元音が合成された段階で「Sum Filter」に入り再びハイカットされます。
ハイカットの周波数をここで決めます。ここで元音と歪み音の融合がさらに促進される訳です。

そして最後に「Tone」(ハイシェルビング型、周波数可変)のよって
最後の仕上げとしての音質調整ができるようになっています。
フィルターが直列に位置する珍しい形のエフェクトですが、
信号の流れを考えるとなるほどと思わせる設計になっていますね。
更にコントロールビューボタンを押す事で「Input Gain」「Output Gain」の調節も可能になっています。

Distortion

【マニュアル】

distortion

シンプルなディストーションエフェクターです。

マニュアルによるとバイポーラトランジスタによる歪みをシミュレートしたとあります。
(バイポーラトランジスタというのはいわゆる普通のトランジスタです)
トランジスタに信号を過分に入れて行くと徐々に飽和といい信号の形を歪めてしまう事になります。
パラメーターは歪みの度合いを調整する「Drive」
ハイ・カット・フィルタの周波数を設定する「Tone」
それから出力音量を調整する「Output」のみです。

Distortion Ⅱ

【マニュアル】

distortion2

「ディストーション2」はEVB3オルガンのレズリースピーカーのアンプ部分を取り出し、
プリゲインを加え他の楽器でも使える様にしたものです。

Typeで3種類のアンプを選択できますが
「Grow」はレズリー122の2段構成真空管アンプのシミュレーターで、
「Bity」はブルース風のギターアンプ、
「Nasty」は過激なディストーションということです。
従って「Grow」を選択した場合はディストーションというよりも
オーバードライブとしてギターのみならず広範囲な楽器に使う事ができそうです。

「Tone」はエフェクト音のみに作用し元音には作用しません。
「Drive」は歪み量ですが、アウトプットレベルも補正する働きがあるので音が大きくなりすぎません。
「PreGain」は入力信号を-10dbから+20dbの範囲で調整する事ができます。

Overdrive

【マニュアル】

overdrive

オーバードライブはディストーションと同じ構成になっています。
ディストーションと違う点は
ディストーションがバイポーラトランジスタをシミュレートしているのに対し、
オーバードライブではFET(電界効果トランジスタ)をシミュレートしています。

FETは音質や特性が真空管に近いとされ、
数多くのギターアンプや高級オーディオに採用されている素子です。
ディストーションよりも柔らかな歪みが欲しい時に使うとよいでしょう。

Phase Distortion

【マニュアル】

phasedistortion

フェイズ・ディストーションは他に類を見ない歪ませ方が特徴です。
入力信号を遅らせて元の信号に加えてやると
コーラス効果が得られるというのは比較的知られていると思います。
フェイズ・ディストーションはこの遅延信号を共振性ローパスフィルターを通す事で、
元信号の中低域のみをコーラスで言うLFOのかわりに元信号に加える事で歪みを得ようとする方式です。

元信号はまずフィルターを通ります。
おなじみ「Cutoff」と「Resonance」で周波数の高い部分をカットします。
フィルターの値は極端なAカーブであり、低い周波数に多くのエリアが割り当てられています。
この時「Monitor」スイッチで変調に使うハイカットされた音のみを聞く事ができます。
次に遅延装置を通ります。パラメーターは「Max Modulation」です右に行く程信号が遅れます。
遅延信号の深さは「Intensity」のパーセントで調整します。
つまり両方が右へ行く程歪みは大きくなります。
そして元音とエフェクト音(歪んだ音)の合成割合を「Mix」で調整します。

もしステレオでこのエフェクトを使う場合は面白い効果も用意されています。
下にある▼を押した場合現れる「Phase Reverse」をONにする事で
右チャンネルのみ位相を反転する事ができます。
ステレオ感が出せるディストーションというのは珍しいのではないでしょうか?

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