Modulation

ビブラートをかけるためのモジュレーションだけでなく、
音に厚みを出すコーラスやフランジャーなどのエフェクトもここに分類されています。

Chorus

【マニュアル】

Chorus

音に厚みを出すための有名なエフェクト。コーラスです。
動作原理はシンプルで、元音に対し、20~50ms遅延した音を混ぜてやるだけです。
ですからショートディレイでも作る事ができます。
この事からモジュレーション系ではなく、ディレイ等の空間系に分類される事もある程です。
しかしコーラスは遅延だけではなく、周期的なピッチ変化も加わりますので
やはりモジュレーション系として扱うべきでしょう。
今ではマルチエフェクターの中に必ず備わっています。

コーラスを使用する場合の注意点は元音がモノラルでも
モノラル<ステレオを選び必ずステレオ出力にしなければ効果が現れない事です。

コーラスの使い方のコツはかかっている事がわからないくらいさりげなくふわっと使う事です。
シンセパッド系の音には最適です。
また、モジュレーション系プラグインはゴニオメーターを見ながら設定すると楽しいです。

このコーラスでは遅延時間は固定でしかも値が公表されていませんが、おそらく20ms位だと思われます。
凝り性な方はリージョンをコピーして片方を遅らせるという技も試してみて下さい。
1本で足りなければ2本でも3本でも。
この技はMIDIトラック(外部音源)でも有効ですから一度試してみると良いでしょう。

Ensemble

【マニュアル】

Ensemble

コーラスが基本的に遅延信号の合成だったのに対し、
アンサンブルはピッチをわずかにシフトする事でコーラス効果を出そうという仕組みです。
より深いコーラスを求めたい場合に使用します。

アンサンブルではVoice数が8つもあるので、さすがにボリュームそのものも大きくなっていきます。
なのでMixとは別にエフェクトボリュームがつけられています。
少ないボイスの時は大きめに、多いボイス数の時は小さめにする事でクリップを防いで下さい。

コーラスの時はさりげなくフワッと と書きましたが、
こちらはコーラスかけてますよーといった使い方に適しているでしょう。

Flanger

【マニュアル】

コーラスとほぼ同じ仕組みですが、出力を再び入力にフィードバックさせる事で、
よりあくの強い効果を得る事ができます。
いわゆるフランジャー独特のサウンドはフィードバックを上げて行く事でその特徴が現れてきます。

コーラスがぼんやりしたパッド系の音に向くのに対し、
フランジャーはリズミックなギターカッティング等に向いています。
短い音の中に特徴的なサウンドが見え隠れする事でサウンドバリエーションを広げる事ができるでしょう。

Microphaser

【マニュアル】

Microphaser

フェイザーはギタリストがバッキング等に好んで使うエフェクトですが、
かつての名機と言われるコンパクトエフェクターはツマミが一つか二つのシンプルなものでした。
マイクロ・フェイザーはそんな気軽な感じでかけられるプラグインエフェクトです。

フェイザーは例えば1曲を通してかけっぱなしにしたとしても、
嫌みがないエフェクトですので、気軽に様々な楽器やボーカルにもにかけてみると良いでしょう。

Modulation Delay

【マニュアル】

Modulation Delay

コーラスのようにショートディレイを利用したモジュレーションユニットですが、
様々な効果がこれ一つで得られます。

まずはプリセットを試してみて下さい。
スプリングリバーブやトレモロ、コーラス、フランジャーなど、たくさんセットされています。
特にピッチ感をキャンセルできる点は他のモジュレーション系プラグインとは一線を画しています。
ぜひ活用してみるといいでしょう。イメージに近いものを見つけたらパラメータを微調整します。

Phaser

【マニュアル】

Phaser

若干位相がずれたそのコピー信号を合成することで独特の音を作ることができます。

音量を追跡して動的なコントロール信号が生成され、ゆらぎのある音になります。
一般にギター用のエフェクトとして使われますが、いろいろな楽器に適用できます。

Ringshifter

【マニュアル】

Ringshifter

リング・モジュレーターと周波数シフターという
類似する効果の2つのエフェクトを組み合わせたプラグインです。
いわゆる金属的な音に変化する事になります。
リング・モジュレーターは減算式アナログシンセサイザー時代には
金属的な響きを得るための貴重な回路として様々な音楽に多用されました。

これまでのモジュレーションエフェクトの中でも独特で深い効果が得られます。
リング・モジュレーターは金属的になってしまうという先入観を捨てて音作りをしてみて下さい。
新鮮な感覚の気持ちよいサウンドが見つかる事でしょう。
特にエンベロープフォロアーによる徐々にビブラートがゆったりしてくるサウンドは
ギターやエレキピアノにお勧めです。

Rotor Cabinet

【マニュアル】

Rotor Cabinet

ハモンドオルガン「EVB3」に備わっているエフェクトを取り出したものです。
EVB3を使う場合は内蔵のローター・キャビネットを使う方がリアルタイムに制御できるので便利です。
このプラグインはギタリストやボーカルその他の楽器のためのものです。
物理的なモジュレーションとしては最も複雑な効果であり、
しかも開発から60年以上愛され続けているこのサウンドには
何かしら好まれる秘密があるのではないでしょうか?

Scanner Vibrato

【マニュアル】

Scanner Vibrato

これもEVB3に内蔵されているビブラートを取り出したものです。
ハモンドB3に搭載されていた独自のビブラート効果を再現する事ができます。
モノラルで使用する場合はStereo PheseとRateRightは隠されてしまい使う事はできません。
このプラグインのコーラス効果はおとなしめですが、一般的なコーラスとは一味違うのでチェックしてみて下さい。

Spreader

【マニュアル】

spreader

似た呼び名のエフェクトにステレオ・スプレッダーがありますが、
こちらはどちらかと言えばコーラスに近い動作をします。
コーラスと違う点はLFOが一定の速度ではないという事です。
回ったり止まったりを繰り返しています。また、ピッチ変化が割とはっきり聞こえます。
そのため、他のどのエフェクトとも違う独特の効果が得られるでしょう。

Tremolo

【マニュアル】

トレモロ効果を作ることができます。

左右の動きはトラックオートメーションのパンを使うと同様の効果が作れますが、
段々速くしたり、段々遅くしたりというのは難しいので、
このプラグインの「Rate」をオートメーションで動かすのが良いでしょう。
使い方のコツとしては大胆な効果なので、くどくならないよう部分的に使いましょう。

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